ラックーン調乳トータルシステムには、洗浄、減菌、調乳水製造、調乳の各設備機器や、調乳器具、調乳設備等があり、
三田理化工業は常に先進の技術と豊富な製品群により、多・少人数に関わらず、無菌操作法・終末殺菌法など、ニーズに合わせた対応が可能です。
洗浄
赤ちゃんのミルクをつくる工程で使用する哺乳瓶、ポットなど、ミルクに触れる容器は清潔にしなければなりません。
そのため、一度使用した哺乳瓶などを丁寧に洗浄する必要があります。しかし、一度使用し、乾燥したミルクがついた哺乳瓶は、とても洗うことが難しいです。
哺乳瓶は細長いため、通常の食洗器では哺乳瓶の底まで洗いきることは出来ません。
三田理化工業は、ミルクがついた哺乳瓶を効率的、かつ丁寧に洗う洗浄機を多数用意しています。ミルクに特化した洗剤、浸漬槽、ノズル洗浄やブラシ洗浄など、お客様の運用に合わせて複数の機器をご提案いたします。
クリーン乾燥
調乳ガイドラインには「乳児への哺乳と調乳に使用された全ての器具を次の使用前までに徹底的に洗浄及び滅菌することは非常に重要である。 」と記載があります。
これらを実現するため、三田理化工業では洗浄した後の哺乳瓶などを、殺菌する機器をご提案しています。
調乳
実際に粉ミルクからミルクを調製するため必要なものは、清潔な哺乳瓶、清潔な環境だけではありません。
新生児が飲むための安全な水、そして粉ミルク内に存在しうる細菌を殺すための温度管理が必要です。
三田理化工業の調乳水・調乳ユニットは、これらを衛生的に、かつ安全に行う機能を兼ね備えています。
終末殺菌
調乳作業では、人の手が介在します。
それらをクリーン環境で行う、と言う考え方と、人の手が介在することで付着した菌を、後工程で殺菌する、と言う考え方があります。
後工程で哺乳瓶ごと殺菌する、というやり方を「終末殺菌法」と言います。
三田理化工業では、無菌操作法、そして終末殺菌法両方の調乳業務のご提案が可能です。
保管・輸送
衛生的につくられたミルクは、安全に新生児のもとへ届ける必要があります。
一括調乳で作られたミルクは、冷蔵することによって24時間の保管が認められています。
また、ミルクに異物などが入らないように安全に輸送できる配乳車、哺乳瓶コンテナなどがあります。
消耗品・備品
三田理化工業は、機器だけでなく調乳に必要な備品・消耗品も多く取り揃えています。病院内で哺乳瓶の洗浄滅菌が難しい場合には、シングルユース用の洗浄滅菌済みディスポ哺乳瓶をご利用いただくこともできます。